Life is too short... その先の景色を走って見に行こう

65歳で初フルマラソン完走、Six Starsを目指す、遅れてやってきたシニアランナーのランニングダイアリー

<回想編> ーベルリンマラソン2024 ベルリンマラソン 後編

※このブログは<現在の記録>と<過去の振り返り>が混在しています

後半から失速

給水ポイントではちゃんと水を摂り、ジェルも早め早めに補給して、20kmくらいまでは順調に走っていたのですが、お腹がぐるぐるしてきて23kmあたりで空いているトイレを見つけて駆け込み。
そのあたりからペースダウンし始めて6分30秒ペースに...
下見をしていないし、ランドマーク的なものもあまりないので、もうどこをどう走っているのかわからない状態に。
子供達とハイタッチする余裕もなくなってきて、給水所もプラカップが散乱しているので転ばないように慎重に、ドイツなのにこれはあんまりエコじゃないな... なんて思いながら走っていました。

30kmを過ぎるとさらにペースが6分30秒〜45秒に落ちてしまうのですが、沿道から
- Midori, you are my best friend !! 
- Midori, GO! GO! GO!
などと大声でランナーの名前を呼んで励ましてくれる熱狂的な応援が背中を押してくれて、とにかくがんばろうと歩を進めます。

突然のことで最初は、えっ、誰?私ベルリンに知り合いはいないけど... と思っていましたが、よくよく考えたら、ベルリンはナンバーカードにファーストネームが印字されていて、それを見て応援の声をかけてくれているのでした。

それにしても、Midoriは短くて読みやすく発音しやすかったのかもしれませんが、瞬時にランナーの名前を読み取って全力で応援してくれるその応援レベルの高さに脱帽です。

35km過ぎてからはいよいよ足が重くなり、7分超のペースに。
あんなに暑い夏にがんばって走ってきたのに全然ダメじゃん... と悔しい思いを噛み締めながら、最後は歩くのだけは絶対に嫌だ!と懸命に手を振って進みました。
市の中心部に戻ってきて、沿道の応援は幾重にも重なり、ものすごい歓声。

ブランデンブルグ門からゴール

最後の角を曲がるといよいよブランデンブルグ門が見えてきて、ああ、やっと〜!と思いながら、ブランデンブルグ門をくぐり、そこからさらに200mほど先のゴールを目指します。

ランナーたちを迎えるブランデンブルグ

ブランデンブルグ門をくぐる

ブランデンブルグ門を抜けて最後の200m

ゴール目前、ランナーたちの顔も晴れやか

最後は笑顔でゴール!を思い描いていたのですが、なんと、ゴール直前にずっと青いカーペットが敷かれているのですが、それに足を取られて2回もつんのめり、ゴール直前で転倒、でも転倒するや否や、後続の屈強な男性ランナー二人が左右から私をスッと抱き抱えてくれてそのままゴーーーーール!
恥ずかしいやら、嬉しいやら、どんな状況でも弱者にすぐに手を差し伸べることのできる騎士道精神に感服いたしました。ゴールしてからはその男性お二人にAre you all right?と聞かれ、丁重にお礼を申し上げました。

しっかり写真にも残り、ちょっとぶざまなゴールになってしまいましたが、今となっては貴重な思い出です。

ゴール直前の転倒  これぞ騎士道精神!

ゴール後

ゴールしてからはティーガルテンの中の会場を進み、まずはメダルをかけてもらい、50周年記念の重くてかっこいいメダルをしみじみと眺めながら完走できた喜びに浸りました。

ベルリンマラソンのメダルとともに

公式カメラマンさんに写真を撮ってもらい、ゆるゆると進んでいくと防寒用の立派なポンチョとフードバッグをもらい、メダルにタイムを刻印してもらうための長蛇の列に並びました。

メダルのタイム刻印に並ぶ列
ゴールした後にもらえるこの防寒ポンチョはカッコいい

走り終わった後は急に寒くなり、ポンチョに身を包んでメダル刻印の順番待ち、列の長さの割にはとても効率的な運営のおかげでどんどん進み、自分のナンバーを言うと、すでに記録されているタイムを自動的に印字してくれる嬉しいサービスでした。

この後、寒さともらったモルテンのドリンクが合わなかったのか、ちょっと気持ち悪くなり、すぐにホテルに徒歩で戻り、シャワーで温まりました。
少し休んでからベルリン中央駅に最後のお土産を買いに。最後にベルリン名物のカリーブルストを食べたかったのですが、気分がすぐれず断念。ベルリン最後の夜は、ホテルの部屋で淋しくケトルでお湯を沸かしてカップヌードルで済ませました。