Life is too short... その先の景色を走って見に行こう

65歳で初フルマラソン完走、Six Starsを目指す、遅れてやってきたシニアランナーのランニングダイアリー

<Life & Note> 最近読んだ本2冊「人は何歳まで走れるのか?」「カツオが磯野家を片づける日」

最近読んだ本2冊のご紹介です。

* 1冊目は、ランニングに関係した本、「人は何歳まで走れるのか?」
 著者は南井正弘さん、本の紹介はこちら

人よりかなり遅く、いわゆる定年も大分過ぎてから走り始め、65歳で初めてフルマラソンを走った私にしてみれば、とても切実なタイトルで、早速に飛びつきました! 笑

元々年齢のことはあまり考えない性格、この歳になると年齢はもはやただの数字の領域に入ってくるのですが、日々加齢による下降曲線と戦っている身としては、とても重要なテーマです。

ラソンを走り始めた頃は、歩いてでもとにかく6時間以内にゴールすればいいんでしょ...と開き直っていたのに、いざ横浜マラソンを完走し、アボットワールドマラソンメジャーズに出会い、それを達成したいと思った時から、気がつけばどんどん欲深くなってきている自分がいます。
実際のところ、ボストンマラソンだけはボストンクオリファイをクリアしなくてはならないので、少しでもタイムを縮める必要があったのですが...

そうなると、どうしても年齢を省みずにストイックに追い込んでしまう性格。
そして、マラソン前からやっていた岩盤ヨガや筋トレも続けたいという欲張りな性格。

筋トレのパーソナルトレーナーさんからも、ランニングの鈴木コーチからも、「みどりさんは量より質の高いトレーニングを目指しましょう!」と言われ続け、本格的に走り始めて2年、ようやくこの頃「量より質」が少しわかってきた気がします。

この本には、まさに加齢による下降曲線と上手に折り合いをつけ、楽しみながら、息長く走り続けるためのヒントが、それを実践する先人たち、サポートする専門家へのインタビューを通じて、見えてきます。

目次を見るとわかりますが、とても多角的な内容で、ランニングのノウハウ本ではありません。どんなトレーニングをどれだけやる=量ではなく、マラソンのクオリティーオブライフ=質を高めるために、いかに走るかを語ってくれているような気がします。

気軽に読める本なので、シニアランナーの方はぜひどうぞ!

* 2冊目は、「カツオが磯野家を片づける日」
著者は渡部亜矢さん、本の紹介はこちら

こちらは友人から紹介されて読み始めた本。
私の場合、すでに両親ともに他界し、空き家となっでいた実家を整理して、ようやく今年の9月に売却したところなので、書かれていることはもうすでにほぼ体験済みのことなのですが、興味あって読んでみました。

日本国民なら誰もが知っている磯野家。その磯野家にもこんな日が来るとは...!!  とまずはその設定に引き込まれます。
あんなに絵に描いたように笑いが溢れていた磯野家にも、確実に別れのとき、世代交代が訪れるように、もはや「親の家の片付け」は全ての家族が避けては通れないテーマですね。

2006年に母が先に亡くなり、父が10年一人暮らしで頑張りましたが、最後は認知症となり施設に入ったのち2016年に亡くなり、その後ずっと空き家を管理し9月に売却するまで、足かけ20年この問題と付き合ってきた私ですが、今すぐには...と思っていても、いつかその日は間違いなくやってくるので、読んでおくことをオススメします。

ちなみに磯野家の30年後の設定ですが、ネタバレというか、これから読む方のお楽しみを奪ってしまうのでここでは詳細は書きませんが、サザエもカツオもワカメもタラちゃんもなかなか世相を反映した歳のとり方をしていて、さらにはカツオの同級生の不動産屋の花沢さんやしっかり者の早川さん、親友の中島くんまで登場しますので、難しい話もスッと入ってきます。

ぜひ楽しみながら読んでみてください!