Life is too short... その先の景色を走って見に行こう

65歳で初フルマラソン完走、Six Starsを目指す、遅れてやってきたシニアランナーのランニングダイアリー

<回想編> ーニューヨークシティマラソン2024 ニューヨークシティマラソン まとめ

※このブログは<現在の記録>と<過去の振り返り>が混在しています

人生で4回目のマラソン、そしてアボットワールドマラソンメジャーズの2つ目のスターとなるニューヨークシティマラソンは、ネットタイムで4時間44分35秒でした。

ニューヨークシティマラソンは、ニューヨークの5つのボロー(行政区)スタテン島、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、マンハッタンを5つの橋で繋いで、マンハッタンの摩天楼を目指し、五番街を走り抜けてセントラルパークのゴールを目指すレース。

そう聞いただけでワクワクしてくるような魅力的なコースですが、同時に、5つの橋のみならず長く緩やかなアップダウンが随所にあり、なかなかタフなコースとも言われています。
通常のマラソンタイムより5分〜10分かかってしまってもおかしくないとも聞きました。

実際、1ヶ月前に走ったほぼフラットだったベルリンのコースより、本当にタフでした。
そんな中、30km過ぎまでは4時間40分のペーサーに食らいつき、最後は離されてしまいましたが、それでも4時間44分35秒でフィニッシュできたのは、自分的には上出来、とても大きな満足感がありました。

ベルリンの時は、夏にがんばったつもりだったのに思い通りに走れず、悔しさとモヤモヤ感でいっぱいでしたが、ニューヨークでは、ベルリンの時よりちゃんと走れた感覚があり、タイムはベルリンよりかかっていますが、コースを下見した時は、これは下手をすると5時間超もありだな... と思っていたので、清々しい達成感に包まれていました。

スタートで心拍数が上がっているのはヴェラザノナローブリッジアップダウン
後半失速まである程度一定のペースが保たれたのはペーサーのおかげ
  • とかく5つの橋のアップダウンが語られますが、実際はそれ以外のブルックリンやマンハッタンのひたすら真っすぐだけど長い長い緩やかなアップダウンが地味に堪えます。
    特に私は最終盤、マンハッタンのハーレムからセントラルパークに入るまでのダラダラ登りが本当に苦しかったです。
  • 5万5千人以上のランナーが走りますので、それなりに混雑します。ただ、スタートはWAVEで分かれていますし、基本的に道路幅は広いですし、それほどくねくね曲がるところはないので、流れに乗って走っていれば、それほど渋滞や走りにくさを感じたことはありませんでした。
  • 給水は2マイルごとにゲータレイドと水があり紙コップ、ジェルも2回もらうことができました。それ以外にも私設エイドはいろいろありましたが、私はそれをいただく余裕がありませんでした。
  • 今回はレース中にトイレに寄ることはありませんでしたが、コース上のトイレの数は十分にあったように見えます。
  • スタテン島でのスタート前の待機は、後方ランナーにとってはかなり長い時間を屋外で過ごすことなります。最後にドネーションボックスで回収してもらえば良いので、古着をかき集めて着込んで行く、レジャーシートやブランケットを持って行くなど、十分な防寒対策が必要です。

最後に...

何より素晴らしいのは200万人にも達するという沿道の応援。中島コーチ曰く「うるさいくらい」と言われていましたが、本当に歩道側を走っていると、怒られているんじゃないかと思うほどの怒号のようなパワフルな声援を浴びます。どんなに足が重くても、あの声援を受けたらとても歩くことなんてできない...と思ってしまうほど、ランナーの背中を力強く押してくれます。アメリカ、ニューヨークという街のパワーを全身で浴びて、マラソンランナーであれば、本当に夢のような時間を体験できます。

そしてもう一つ、ニューヨークシティマラソンの懐の深さは、制限時間がないということ。
もちろん一般道路の封鎖は一定時間で解除され、エイドなどは撤去されてしまうようですが、それでも自力で歩道を走ってセントラルパークまで辿り着けば、22時までゴールは開いていて、22時までにフィニッシュラインを通過すれば、完走と認められメダルをもらえるとのこと。そしてそのために多くのボランティアさんたちが待ってくれているそうです。

こんな素晴らしい体験をさせてくれたニューヨークの街、ニューヨークの観客の皆さん、ニューヨークシティマラソンを運営する全ての大会関係者の皆さん、全てのボランティア、ニューヨークシティマラソンを共に走った全てのランナーに感謝です!

Thank You, New York!

ニューヨークシティマラソン2024の完走メダル